− 人を生かす道 −
『整体』は野口晴哉(ノグチハルチカ 1911年生まれ) 氏によって創始された。
野口氏は関東大震災(1923年)の時に、自分の手に人を治す力があることを発見した。17歳で『自然健康保持会』を設立、19歳で『整体操法室』を開くと、治療を求めて大勢の人々が押しかけ,鬼才、神技といわれたそうである。
井本邦昭師の父は、野口氏より野口整体を、終戦後、懸命に学んだ。教職にあった父(井本良夫師)が治療家を志したのは、戦争でたくさんの人が亡くなった、これからは人を生かす道を進みたいと井本師に話されたそうである。
井本師は5歳の時より父から整体を学び、ともに野口整体を修得し、さらに東洋医学を学び、1969年渡欧し、西洋医学を修得し、親子二代で井本整体を確立し,継承した。
師は、本物の整体を教えることのできる貴重な人である。『墓まで技術は持っていけないので 、秘伝にしないで、整体のいろはから、究極の技術、極意全て教える』と語る。
生命に対する信頼で集まるたくさんの患者さんを整体操法され、その合間を縫って、寸暇を惜しんで整体を教え、操法をし、一週間に山口と東京を2往復する非常に多忙な人でもある。井本整体で学びたいという生徒が増えて道場が狭くなり、ついに広い道場を新設することとなった。
本物の整体を日本のみならず世界に広めようとする、熱意、気力、体力、まさに超人ですが、温かい血の流れる優しい人間でもあります 。